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子育て中ついイライラ。自己嫌悪にならない為の子どもとの関わり方

子育てでイライラするのは当たり前!イライラや怒りの感情は人間がもつ感情の一つです。

子育ては楽しいことや嬉しい場面がたくさんありますが、イライラし、本当は怒りたくないのに!と自己嫌悪に陥ることはよくあります。

この記事では、イライラを減らし、自己嫌悪を防ぐ為の子どもとの関わり方をご紹介します。

感情をコントロールして少しでもストレスを軽減し、楽しくのびのびと子育てをしましょう。

1:子育て中のイライラポイントを見つけよう

「私の経験上、自分の思い通りにいかない!というのが一番の原因です!」

まずは、自分がどんな時にイライラするのか、じっくり観察してみましょう。

子どもが自分の思う通りに行動してくれない

食事のとき、着替えのとき、おもちゃを片付けないとき等々たくさんあると思いますが、きっかけが分かれば自分にあった対処方法も考えやすいと思います。

思い通りにしてくれないと、自分の考えている日常のスケジュールは崩れイライラが増すばかりで、辛いですよね。

とくに、睡眠不足や疲れなど体調が悪いときが重なると怒ってはいけないと思っていても、どうしても怒ってしまいます。

しかし子育て中のイライラは多くの親が経験する共通の悩みです。イライラは自然な感情ですが、その原因を理解することで適切に対処し、より穏やかな子育てをめざしましょう。

育児中にどうしても湧き上がるイライラへの対処法5選

1:「こうあるべき」を手放す

子育てにおいて「こうあるべき」という固定観念を持つことは、時にストレスの原因となります。

特に仕事をしながら、子供と長い時間を過ごす女性にとっては、完璧を求めることが負担になることも。

大事な事は、子供と過ごす時間をどう楽しむかです。

完璧な親である必要はありません。

たとえば、家事が少し手抜きになっても、子供との笑顔の時間が増えるなら、それは素晴らしいことです。

また、他人と比較しないことも重要ですが、どうしてもSNSや周囲の意見に惑わされてしまいます。

子供は一人一人違うもの、正解はありません。

自分と子供のペースで進むことが大切なので自分らしい育児スタイルを見つけて、楽しく過ごしましょう。

完璧を目指すのではなく、「これでいいんだ」と現状を受け止めて自分を許すことで、心にゆとりが生まれます。

そうすれば、子どもとの時間をもっと楽しめます。

2:事前に子どもの行動を予想する

子どもの行動で、突然のトラブル起きても予め予想しておくことで、急なイライラも抑えられ冷静に対処できます。

例えばコップのジュースこぼして「何してるの気を付けないとダメでしょ!」と声を上げてしまいがちですが、

予想していると「やっぱりしたな」と少し気持ちが軽くなりますし、こぼすかもしれないと予想しているから初めからタオルやウェットティッシュをすぐ出せるように心構えもできます。

こうした心の準備をすることが大切で、予想通りにいかなくてもラッキーと思えるのです。

でも意外とみなさんも無意識にしているのでないでしょうか。

私は子どもが車で長時間の移動になると、機嫌が悪くなるので好きなおもちゃを一つ持たせ気を紛らわせたり、ショッピングモールで興奮しそうな遊び場は避けて通ったりします。

3:怒る前の気持ち「なぜ」伝える

子育て中に怒ってしまうときは、「~しなさい!」「~してはダメ!」というより、「早く着替えないとお出かけ出来ないよ」とか「こんなことされるとママとパパは悲しい」など、理由を伝えるようにしましょう。

とはいえ1度伝えたるだけで聞く魔法の言葉はありません。

根気強く子供に気持ちを伝え続ける事で変化を見せてくれたりします。

小さい子どもは、先の見通しや気持ちの切り替えが出来ず、グズグズしてしまうものです。

できないから怒るのではなく、なぜこんなふうにしてほしい、なぜこんなことされると心配、といった気持ちを言葉にして伝えましょう。

そして子どもがなぜそのような行動をしたのかもよく聞いてあげましょう。必ず理由があります。

怒りに至る前にお互いの気持ちを共有するようにコミュニケーションを心がけることで、子どもとの関係をより尊重し合えるものにしましょう。

4:少し子どもから離れてみる

子どものグズグズおさまらない時は、どうあがいてもダメです。

大人も心身ともに疲れてしまいます。

そんな時は少し距離を置いてみましょう。

子どもの姿がみえない場所や遠くから見守れる程度、離れて少しの時間数分だけでも良いので自分自身の時間をつくり、コーヒーを飲んだりお菓子を食べたりと大人も気持ちの切り替えをするようにしましょう。

グズグズしている子どもが声かけして気持ちの切り替え出来れば一番良いですが、ほんとんど失敗に終わるので、少し距離をおいて上手に息抜きしながら付き合いましょう。

※離れる際は子どもに危険が及ばないようにだけはしてください。

5:子どもと一緒にルールを決める

どんな小さい事でも良いのでルールを決めます。

子ども自身が納得したものだと案外実践してくれる傾向にあります。

ルールは家族で話し合い、いくつか提示して子どもに選ばせたりして、子ども自身で決めることが大事です。

そして子どもがルールを守れたら全力で褒めましょう。そうする事で子どもは自信に繋がります。

私の子供は5歳ですが自分からルールではない事も、これもやっておくねと自発的にしてくれるようになりました。(時間はかかりました)

子どもの成長や良い部分を発見することは、今まで良くない事をしていても、それを忘れるくらい嬉しい瞬間でイライラなんか忘れちゃいます。

もしイライラをぶつけ続けたら、子どもにどんな影響があるのか。子どもにどう接するか。

子どもの中に不満がたまる。

子どもにイライラをぶつけ続けると、自己肯定感を失いがちになります。

「自分はダメなんだ」と感じ、心が不安定になります。

また、親の感情に敏感になり、自分を押し殺して気を使うようになってしまうことも。

こうした経験は長期的に見ると、子どもの心に深い傷を残し、人間関係や自分に自信がなくなったりと悪影響を与える可能性があります。

それでも怒りやイライラをぶつけてしまったときは

我慢しても叱るを意識していても、どうしてもイライラが爆発して子どもに怒ってしまうことはあります。そんな時は必ずフォローを入れます。

少し落ち着いてから、怒ってしまった理由を伝え「ごめんね」と丁寧に謝り安心させてあげましょう。まずは子どもに与えてしまった不安や恐怖を解消することが大事です。

わかりやすく、端的に説明しましょう

怒るや怒鳴るは、その時の感情をぶつけてしまっています。そうでなく「これはケガすると危ないからやめようね」「図書館はいろんな人が本読むところだから静かにしようね」等、端的に説明しましょう。

一度だけ伝えただけで、子どもの対応が良くなるのは難しいですが、どう行動したらよいのか、○○してはいけない理由を伝え、それを繰り返し続け一貫性のあるしつけを習慣にしましょう。

怒ってしまったことは、やり直しがききません。次も同じことをしないように、親子一緒にどうしたらよいか考えて、子どもが達成できるように促しましょう。

一方的に「こうしなさい」は、あまり効果がありません、子どもが目標を達成できないと、自己否定感を植え付けてしまいます。

無理なくできる目標にすることも大切です。

まとめ

子育ては自分を責めすぎないことが大切。

子どもの笑顔や成長は、本当に素晴らしいものです。

どれだけイライラしたことがあっても、どれだけ怒ってしまったことがあっても、子どもの成長を感じるときは、そんな気持ちが一気にぬりかえられる程、嬉しいものです。

怒ったりイライラしたりすることは当たり前の感情です。それが悪いという事ではありません、そうなったときに子どもにどう接するかが大事です。

どうしても子どもに対しては「こうしてほしい」という強い気持ちがあります。我々親が良い方向へ導くのは大切ですが、子どもも一人の人間。

たくさん話してお互いの気持ちを共有できるよう、コミュニケーションをとるようにし、親も子供への接し方を試行錯誤していきましょう。

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